
今回の点検では、消火器,自火報,
ガス漏れ,避難器具,誘導灯,非常電源(自家発電),
非常電源(蓄電池),防火設備,消火栓,
スプリンクラーの点検を行った。気になる点や問題点をなるべく
記載していこうと思います。
<誘導灯>
私はあまり誘導灯の点検をする機会が少ない気がする。たいてい消火器やら
避難器具などに回ることが多いからだ。今回は40近くある誘導灯の点検をした。
数が多い為、照度とバッテリの点検のみで外観から中に虫等が見えて汚い場合のみ
開けて掃除をした。バッテリは紐を引っ張った際の照度がどの位で不良にするの
だろうか?暗くても点灯している部類は良しとした。
誘導灯はよく虫が入るものである。ハケで掃除した際に吸い込んでいないか心配で
ある。アスベストを吸い込むよりかはマシですが。。誘導灯のタイプもいろいろあって
開けたり閉めたりするのに苦戦してしまう。ネジなどが馬鹿になっているものもある。
<ポンプ・自家発>
今回は機器点検であるので放水はしなかったが、ポンプの流量試験を自分で
実施した。流量計の一時側のバルブが存在しなかったが、おそらく流量計の横に
あったレバーが一時側と判断し締め切り運転後、一時側レバーを開け、二次側の
バルブにて流量を調整し、圧と電流を計測した。流量試験中に確か呼水槽の
満水警報が盤に表示されたが呼水槽は満水状態となっていなかった。
原因不明である。
また、呼水槽のレベルスイッチをショートさせ満水警報が出るかどうか、呼水槽の水を
抜き、減水警報が出るかどうか、盤の中のスイッチを使用して過電流の警報が出るか
どうかを点検した。受信機にも問題なく表示されたのでよかった。
自家発では、自家発はポンプと同じく手動でとめるものと勘違いしていた。
ポンプ専用の分電盤をきると、15秒後に自家発が起動した。ちょっと遅いだろうか?
その後、停止する作業にて、セルスタータの隣の停止スイッチを押すと自家発が
とまるが、ボタンから手を離すとまた回りだしてしまった。仕方なく上のボタンの
強制停止にて自家発を止めた。次回からは分電盤を上げてから自動で自家発が
とまるかどうか点検する事にしよう。
<ガス漏れ警報機>
ガス漏れでは前回、点検にて発報しなかったらしく心配であったが、
ガスをある程度噴射する事により発報した。検知部分にメタンとCOがあり
メタンでは反応するが、COでは反応しなかった。また発報後、復旧までに
だいぶ時間を要した。検知器を外して、息を吹く動作を繰り返すことにより
復旧した。
<自火報>
エレベータ上部の火報の点検では、この物件では機械室が無いため
エレベータから点検を実施する。エレベータを1階に降ろし、エレベータを停止する
ための鍵を差し込んで停止状態としたあと、2階にてエレベータを開ける鍵で
エレベータを開けて、煙の試験機を伸ばしてエレベータ内の上部の感知器を
あぶる。手順をしっかりと覚えておこう!
当ブログ役に立った方や応援してくれる方、下記広告にポチっとクリックお願いします!
図面連動の耐震診断ソフト。診断結果を図面上に表示。アニメーションでプレゼンもできる!