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埼玉県所沢市にて消防設備業を営んでいます。見積相談無料。E-mail:info@tama-eikou.com

20050527点検作業part2

20050527の点検は重要なので、詳細を以下に書き留めておこうと思います。

1.スプリンクラー関連
 ◎ポンプ点検
   ポンプの動作確認を実施。通常時の圧力を測り、締切運転時の圧と電流値を
   測定。その後、通常運転にて流量計にて流量を見ながら圧と電流値を測定

   呼水槽の水はきれいで問題なし。水を排出させ減水させると減水ブザーが
   鳴った。水が満ちてもランプは消えないのでポンプ盤内のリセットボタンを
   押すと消える。

   減水警報は受信機側で警報が鳴ってしまった。点検前に必ずブザー切に
   しておく事

   通常運転では流量計が450ml~750mlの際の圧力を計る。流量計が目詰まり
   しているので、流量計を外して目を水道で掃除した。

 ◎屋上の補助水槽点検
   屋上に補助水槽がある。ボールタップからの水の供給は問題なし。
   ポンプ室の盤に補助水槽の減水警報が行くのかどうか、線を外して
   チェックをした。この際は補助水槽のランプは即時動作でランプの点灯が
   残らない。

 ◎末端試験弁からの放水テスト
   末端試験弁をいきなり開くと、ウォーターハンマー現象にてスプリンクラーの
   配管に問題が生じる恐れがあるとの指摘があり、1Fの試験を行う際には
   2Fのアラーム弁を締め、1Fのアラーム弁は半開きにして末端試験弁の
   開放を実施した。

   末端試験弁の圧が0になったにも関わらず、ポンプが作動しない。そこで、
   アラーム弁をもう少し開くと、シューッと音がしてポンプが作動した。
    →アラーム弁からスプリンクラー配管を通り末端試験弁までの圧が0に
     なってからアラーム弁を開いたのだから、一気にアラーム弁から末端試験弁
     まで水がいってしまったのではないだろうか?かえって、ウォーターハンマー
     現象を起こしてしまったのでは?

 ◎消防訓練の立会い
   消防訓練をお客様にて実施。バルブを開けホースを消火場所まで持って行き
   レバーをひねると放水が開始される。圧が0.3より下がると自動でポンプが
   動作するのであるが、受信機にてポンプを非連動にしていなかったためか、
   非常放送が流れてしまった。
    →自火報の連動・非連動のボタンをOFFにすればよいのでは?
     ポンプは自動では止まらないのでポンプの盤にて手動でOFFとする。

   ホースは根元からカラスの先にぞうきんをまいて回すとなんとか外す事ができた
   外で水抜きをしてたたむのであるが、畳むのが難しい。三重にした後、内に
   回していく。

 ◎自家発の作動試験
   下のエンジン部分にはカギがついており、上の方には始動ボタンほか、各種操作
   ボタンがついていた。カギを回す事によりエンジンが作動したが、正常ランプなどは
   点灯しない。上の各種操作ボタンを押下しても全く反応せず。
     →停電などの何かしらの状況で初めて動作するのだろうか?
      エンジンの説明書は存在したが、操作側の説明書は存在しなかった。
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umeum0917

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消防設備士となってはや10年、社長の急死から1年、

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はたまた現場を忘れず技術研鑽を忘れず消防設備士として
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会社運営していきます!

私の会社を作っていくのはブログを見ているそこのあなた!
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